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本当にあった怖い話 その⑤ 専門家の意義!2024.09.06 本当にあった怖い話
2021年11月13日
今回は「火災保険」における保険会社の対応についてのお話しです。
不幸にもお隣さんが火事になり、その火事をもらい火した方からのご相談
でした。
お電話にて「火災保険の支払われ方」について教えて欲しいとの依頼が
あり、お客様とお会いして事情を詳しくお聞きさせていただきました。
火災保険には加入しているのに、もう家が使い物にならなくなっている状
態にもかかわらず、支払い予定額が1300万円と案内が届いたそうです。
もう家が使い物にならなくなっているのに、1300万円では建替えどころ
か修復すらまともにできない!とかなり憤慨されていました。
保険会社は現場の確認は外から見ただけで、内部は何も確認されなかった
そうです。
それはおかしい!
と思い、支払い予定金額の1300万円の明細を請求しました。
すると、「部分焼失保険金として1300万円」と記載されているだけで、
細かい事は何も記載されていませんでした。
私は、火災案件に詳しい保険代理店の社長さん、工務店の社長さんとチー
ムをつくり、修復に掛かる費用の全てを洗い出しして一覧にしました。
すると総額2580万円となり、その書類を持ってお客様と一緒に保険会社
に直接相談を申し込みました。
詳しくは記載できませんが、火災保険には修復費用の他に残存物処理費だ
とか、仮住まい費用だとか、諸々の諸費用が支払われるのが通常です。
その項目が1つも記載されていなかったので、私達プロの集団は火災及び
消火活動にて損害を受けた物全てが火災保険で付保されるものだ!
と詰め寄りました。
後日、保険会社から回答があり、「火災保険支払予定金額2580万円」と
通知がありました。
お客様も私達もビックリ!100%要求が通りました。
1280万円の増額です!
お客様には大変喜んでいただき、自分たちの存在意義に自信を持てました。
最終的にはこの保険金を使って新築の住宅を建てる事になり、弊社にて
コンサルを請け負う事になりました。当然ですが、建築会社は修復の見積
りを出していただいた工務店さんとなり、火災保険は協力いただいた保険
代理店さんにお任せする事となりました。
今回のお話しのように「住宅」も「保険」も、知らない人が損をして、
知っている人が得をする世の中になっています。
「住宅」も「保険」も非常に高価なお買い物です。
その機能を十分に発揮できるように、身近に専門家がいれば安心できると
思います。
住宅に関係する事で不安や不満がある場合は、遠慮なく弊社までご連絡
下さい。
全力で対応させていただきます!